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遠野・パナマキてずから紀行

tezukara.exblog.jp

遠野在住六年で、また花巻へ逆戻り。引っ越してから、遠野の画像がめっきり減って、苦肉の策としてタイトルを変更。内容は至ってタワイのないものなので、あまり期待しないのが正しい読み方(笑)。

羽黒岩入り口

羽黒岩入り口_a0029157_2211.jpg
遠野物語拾遺十話の羽黒岩の入り口ところまで行ってきました。
当の岩は、もうちょい先のようです。現物は日を改めて見に行きます。今日はとりあえず入り口だけ。

この、おっきな下駄ですが、R283から見えます。遠野に越してきた当初「なんだ、あれは??」と気になる存在で、ある日行ってみたら遠野物語関係の立て札が。

羽黒岩は、松の木とおがりくらべ(成長競争)して、「岩のくせに松とおがりくらべするなんて」と天狗に蹴られて、欠けてしまったとのことです(つまり下駄は天狗のもの、ということなんでした)。

「おがる」とは、「じゃじゃじゃ、まんつおがったごどよぉ」=(まあまあまあ、なんて大きくなったんでしょう)とか、「草取らねでいだっけぱ、こったにおがってしゃんたじゃあ」=(草を取らないでいたら、こんなに生い茂ってしまったよ)
てな感じで使われます。
by tezukara | 2004-07-07 22:02 | 遠野物語関係

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